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リトルウッド・ファーマー

農業をやりたい気持ちを実現するため、農業、販売とイベントを回り自己PRに努めている新規就農者です
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月別アーカイブ  【 2016年08月 】 

だだちゃ豆 2

ある産直市に納品に行って来た。
ある農家仲間が「だだちゃ豆」を納品していた。
「この豆、○○地で作ったのですか?
 試食させてください。
 オジサン、だだちゃ豆とは言えないよ。不味いよ。
 味を誤魔化す為、試食枝豆に塩を多めに使うし。
 真面目にやってよ。
 初めて「だだちゃ豆」として食したら、「だだちゃ豆」に
 失望感を抱くよ。」

と、私は心の中で大きな声で叫んだ。

ある農家のオジサンが言った言葉を思い出した。
「この枝豆の品種は何ですか?」
農家人は答えた・
「分かんね〜、枝豆だべ」
「オイオイ回答じゃないだろうヨ
 自分の商品には責任を持てよ」私は心で叫んだ。
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【 2016/08/22 (Mon) 】 お薬師さんの手作り市 | TB(0) | CM(0)

だだちゃ豆

本来だだちゃ豆は100%、一つのさやに二粒のものしかないと
言われている。
中には三粒や一粒のものあるが、品質向上、ブランドを保つため
三粒や一粒物は屑物として処理して来た。
鶴岡市白山地方でしか本当のだだちゃ豆が出来ないし、同じ風味
のだだちゃ豆を作るのは
困難と敬遠されて来た。
私も十数年前から、枝豆刈取機を借りる為、鶴岡に出かけたが、山
形では鶴岡市白山地方と同じ風味のだだちゃ豆は出来ないと敬遠
して来た。
しかし、私にも欲がて来た。
だだちゃ豆を播種作業をしてみる挑戦意欲が出て来た。
普通通りに成長し、普通に二粒の枝豆収穫。
問題は食味である。美味しかった。鶴岡市白山地方と同じ風味である。
我、枝豆収穫中、部落のおばあちゃんが来て言った。
「何枝豆(種類)、採っているの?」
「だだちゃ豆だよ」
「え~、だだちゃ豆、採れるの、この土地はだだちゃ豆が採れぬと
 言われているのに・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「でも、だだちゃ豆だよ。」
そんな会話の後、村のばあちゃんに枝豆を「食べてみて」と渡した。
収穫も終わり帰路の準備をしてる時、村のばあちゃんが来て言った。
「美味しかった、この土地でも採れるんだね。」
つづく
【 2016/08/22 (Mon) 】 お薬師さんの手作り市 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

リトル・ウッド・ファーマー

Author:リトル・ウッド・ファーマー
自分で食べる物は自分で作る、このモットーから休日はひたすら農作業をし、イベント販売で人生の楽園を実感し、喜びを得てる新規就農者、己の農作業方法への喜びを感じてる

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